de:code Day 2
Day2
5 月 25 日 (水) 9:30 - 18:30
09:30 ~ 10:30 | DEV-022 | これから始める Xamarin ? 環境構築から iOS/Android/UWP アプリのビルドまで ? |
10:45 ~ 11:45 | DEV-011 | TypeScript ~ Any browser. Any host. Any OS. Open Source ~ |
13:10 ~ 14:10 | DEV-001 | リアルタイムデモで実感!Visual Studio Code の極意 |
14:25 ~ 15:25 | DEV-005 | 200 時間以上お客様と向き合ってみえた Team Foundation Server による開発業務効率化の実現方法 |
15:55 ~ 16:55 | DEV-023 | Xamarin Deep Dive - Xamarin.Forms の可能性 |
17:10 ~ 18:10 | CHK-001 | All about DevOps ? DevOps 第一人者のガチトークバトル! |
ちょっと遅くなりましたが、de:code2日目の振り返り。
いやー。熱すぎる2日目。ではレビューを殴り書きで。
【これから始める Xamarin 〜環境構築から iOS/Android/UWP アプリのビルドまで〜】
<Speaker>
田淵 義人 氏 エクセルソフト株式会社
ソフトウェア事業部
Business Development Manager
ちょまどさん人気は凄かった。笑
- ターゲットプラットフォーム特化型のこれまでがXamarinで変わった!!
- <クロスプラットフォーム特化型>と呼ばれるXamarin。Xamarinの導入によって、C#/.NETだけでiOS、Android、Windows Appアプリが作れる。
- 高価だったXamarinが、Windowsが買収したことによって、タダでVisual Studio上でコンパイルができるようになった。
- ※ただ、UIはネイティブコードで作ったほうがよい。(エンドユーザーの求めているものに少しでも近づけられるから。)
- Xamarin.Formsという、Xamarin Nativeの進化版で画面の共通化が容易になった。
- UIコードも統一&XAMLで記述 (XAMLとC#によって全てを開発できる環境が整っている。)これね。C#覚えたら勝ちってこと?笑
- ページのレイアウトは6つから選択して、19種のコントロールをレイアウトにはめ込む形。WPFのxamlとはちょっと違う感じがする。
ちょまどさんから一言。
①すぐに始めよう ②JXUG(ジェイザグ)と呼ばれるXamarinコミュニティあるよー
③ちょまどをこれからもよろしく。
【TypeScript ~ Any browser. Any host. Any OS. Open Source ~】
<Speaker>
井上 章 日本マイクロソフト株式会社
デベロッパー エバンジェリズム統括本部
テクニカル エバンジェリスト
井上さんのプレゼン、すごい聞きやすかった。なんでなんだろう。堂々としてるってだけじゃないんだよなー。
- TypeScriptはコンパイルをするとjsファイルが作成される。(コンパイラはTypeSctiptで作られているらしい。)
- TypeScriptはオブジェクト指向型の言語としてコーディングすることができるので、C#でコーディングしている現場の人たちは入り込みやすいのかな?
- TypeScriptでの記載がC#と違ったのでちょっと見づらかったけど、getterとsetterの考え方などを導入できるし、protectedなどの修飾子も使えるので、始めのうちは明示的に宣言しておくと、より入り込み易いかな。
TypeScriptも面白そうだけど、やっぱりC#の勉強を進めていくべきかなーって改めて。
【リアルタイムデモで実感!Visual Studio Code の極意】
<Speaker>
戸倉 彩 日本マイクロソフト株式会社
デベロッパー エバンジェリズム統括本部
テクニカル エバンジェリスト
池田 尚史 氏 GitHub, Inc
Solutions Engineer
戸倉さんに一度お会いして見たかったんですが、お忙しすぎてタイミングを逃してしまったー。
Visual Studio Codeを使ったデモが大半占めていました!
以前、自分のMacに入れてコーディングしてみようと思ったんですが、よくわからないエラーが出てきたので断念してました。(開発環境構築で手詰まりしてたら何の意味もない、って砂金さんか高橋さんがおっしゃってたなー・・・)
改めて着手してみたら、できた。というか、Permissionがそもそもないところに作ろうとしてただけだった。笑
IDE(※)でもなく、ただのエディタでもない、それぞれの良いところを持ってるVisual Studio Codeを使ってこれからコーディングしてみようと思います。まだ.NET入れられてないんだけどね・・・。.NETが入ればC#で開発できるらしい!
※プログラミングするための開発環境のことで、エディタとかコンパイラとかばらばらで存在しているものを一つにまとめて開発しやすくしたもの!
【Xamarin Deep Dive - Xamarin.Forms の可能性】
<Speaker>
田淵 義人 氏 エクセルソフト株式会社
ソフトウェア事業部
Business Development Manager
田淵さんのセッション!
朝一発目のちょまどさんとのセッションでXamarinの面白さをずっとお伝えしてきている、という熱い魂を持った方と印象を受けたので、田淵さんだけのセッションでは何がお聞きできるのか、というところが気になったのでこのセッションに!
以下、箇条書きで!
- Xaml.Plugin.Mediaでカメラなどのプラグインを使うことができる(つまりカメラアプリとかつくれちゃう)!
- Xamarin.Forms はこれまでUIは個別に作り込む必要があったNativeを変更し、ビルド時に自動マッピングしてそれぞれの言語で使えるUIの作成に成功!
(Xamarin.Formsの可能性)
- OSS、将来性、Microsoftのバックアップ
- 良さ:ワンソース ⇄ マルチUI 自動マッピングして、各ネイティブのUIコードができる(例①) DataPages = JSONのURLを指定するだけで、UIも綺麗にまとまっちゃう例。(例②) WorkBook = 仕様書+コードを書く 仕様書を基にコード化してくれるらしい。それが広まったら世の中のエンジニアの仕事の形態が変わっちゃわない?って単純に思いました。上流工程大だね
↓
田淵さんのGithubアカウント。ここにXamarinに関するコードやらなにやらが掲載されているらしい。
何やら楽し気な雰囲気を感じたので、早速Xamarin Studioをインストールしました!土日にちょっとコーディングしてみようかなと思います。(実機で試してみたいので、Android端末欲しい・・・)
【All about DevOps ~DevOps 第一人者のガチトーク バトル! ~】
吉羽 龍太郎 氏 Agile , DevOps, Cloud コーチ
前佛 雅人 氏 クリエーションライン株式会社
以上の4名の他に、倉貫さんというDevOps界では名の知れた方が傍聴者でいらしてたらしく、急きょ5人体制でやってた。形式は座談会。
一番熱い話が聞けたセッションでした。
”本当にその選択が正しいの?”ってのを常に考える、それを会社全体で選択していかないといけないよね!って皆さんがおっしゃってて感慨深かった。
以下、箇条書きで。
- 日本は遅い!!(CHEFの人に聞いたら”日本は8年遅れている”らしい)
<どうしたら早くできる?>
- そもそも日本が遅いのは→従来型の開発モデルでやらないと、リスクが・・・ってところが大きい。
- 経営者はプロジェクトの承認を恐れる。Opsは外にあるから、ってなるとそもそもDevOpsになってない。
- いい加減、開発の流れを変えていったほうがいいよねー。
- (Opsの面での悩み、その解決法は?)→それがあったらセッション化してる!笑
- 底上げが大事!若手!⇒単純に、頑張ろうと思った。
- DevOpsは宗教に負けてはならない!※宗教とは、会社の伝統的な?なぜやっているかわからないような行事や言動。俺もこれがあったら、ちょっといろいろ考えるなー。
- 前佛さん「クラウドを見ることによって、開発者と運用者が同じゴールを見るようになった。だからクラウドを導入する動機が”クラウドをやろう”ではなかった。」
- SIerが儲からないから誰もDevOpsやらない。
- 今の日本は、”ITがあるからビジネスを発展させていこう”ではなくて、”ビジネスを成功させるためにITを使おう!”ってなってる。
<Opsは今後どうしていくべきか?>
- 高添さん:IT系、人間系の二つに分かれる。
- 圧倒的敗北を経験すべき。(人が運用をするコスト>>機械が運用するコスト)
- だからコードが書けないOpsの人は今後使われない。スキルで金を稼げないとだめ!(ただ、人に優しくないとか協力的じゃないやつは絶対重宝されない!)
- 日々の学習は非常に大事。
- 定年まで仲良く頑張ろう!の時代は終わってる。会社としては、勉強&教育の機会を与えてあげなければ、だめ。
ー牛尾さんがDevOpsが好きになった理由ー
アジャイル開発の推進の人だとそれしか話せない。でもエバンジェリストだとなんでもできる!それを伝えていきたいから、何でもやる!→牛尾さんのDevOpsハッカソンに出ることにしました。
<DevOpsに関してどのようなテクノロジーを学ぶと良いか?>
- トレンドの技術を学ぶとか、自動化したいからとかだったら出直したほうがよい。テスト自動化でどれだけのコストが削減できるのか、などの少し深いところまで考えた時にDevOpsがいいなと思ったらやるべき。
- サーバレスアーキテクチャ!(アマゾンでは導入している。コードをサーバにおいておけばサーバのコーディングは何もしなくて良い!Azureはそこらへんもすごいらしい。)
- ってなると、やっぱりXamarinはすごいきてる!エンドユーザからのフィードバックは重要。カスタマイズ指向だと、バージョンが変わったときに大変。GOがきてるらしい。
このセッションで、”Xamarinを学んでおいたほうがよい”というのが繋がって、締めのセッションとしてはとても充実していたと思う。
ではでは総括を後程。